2023/03/14

ルイヴィトン修理リペア

クリーニング

こんにちは。今回ご紹介しますのはLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のキャンバス生地が素材のトートバックになります。こちらのお品物はLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)の「トートバッグ エクリュ」かと思われます。モノグラムやダミエのような革のような質感ではなく帆布で出来たバッグはLOUISVUITTON(ルイ・ヴィトン)でも珍しい品物ではないでしょうか。女性から人気のこの帆布(キャンバス)のバッグですが、リベットという金具がところどころに使われており変色の原因となったり、LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のようなハイブランドなバッグですと、キャンバス生地の他にもポイントでヌメ革を使っているなど通常のクリーニング店や修理専門店では難しいようなデザインが多いように感じます。今回お預かりしたLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のエクリュは黄ばみが発生しており、黒ずみも気になるということでご依頼を頂きました。このような黄ばみですがバッグに使われる接着剤やボンドによる変色も原因で高温多湿の日本ではよく見られる現象です。LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)本場であるヨーロッパは乾燥した地域であるため、このようなキャンバス生地の黄ばみはあまり起きない現象のため、接着剤の改善などは期待できないことでしょう。よって、黄ばみが気になるようになった場合は修理専門店やクリーニング店へ持ち込むようになるのですが、LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のようなハイブランドは断られてしまうことも。また、今回のエクリュのように帆布と革製品が混在したデザインはお手入れが難しいお品物になります。また、汚れが広がってしまうこともあるのためドラム式洗濯機での丸洗いは出来ません。そのため、汚れている部分に直接アプローチをして落としていくためとても根気のいる作業になります。LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のバッグクリーニングを多く依頼を受ける修理専門店のREPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップひらいしや)では創業75年のクリーニング店の技術と知識と経験があります。当店では手作業にこだわっているため特殊な染み抜き作業ができ集中して汚れを落とすことができます。今回はクリーニングのみのご依頼でしたので早速クリーニングをしていきます。

修理リペアの実例概要

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では、早速見ていきましょう。こちらのLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のバッグがお預かりしたお品物になります。LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)の「トートバック エクリュ」というラインのバッグかと思います。このような白のキャンバス生地で作られているバッグはハイブランドに関わらず人気のデザインですが、汚れが付きやすく目立ちやすい素材になります。それが故に手に取りにくいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。このLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のエクリュですが、よく見るとキャンバス生地の他にヌメ革(本革)や金属など異素材の素材が組み合わさった複雑なデザインになっています。このようなデザインは一般的なクリーニング店では破損や変色などのリスクを避けるため受けることが難しく断られてしまうことも。またそのカジュアルなキャンパス生地の質感からご自身で洗えるのでは?と思われる方もいらっしゃるのですが、変色などの可能性が高いのでおすすめは出来ません。次に修理専門店のREPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップひらいしや)で行うクリーニングの方法をご紹介していきます。

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こちらはLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のバッグの角の部分の写真になります。どのバッグにも言えることですが、地面に近い角部分は一番汚れやすくこちらのバッグも例外ではなく黒ずんでいました。さらにこのようなキャンバス生地は織り目が荒く出来ているので摩擦汚れがしやすく汚れ自体もエナメル生地のようなツルツルしたものに比べ定着しやすい印象です。そして衣類とは違い汚れの性質がわかりにくいため、クリーニング方法をひとつに絞ることが難しく様々な溶剤を少しづつ試しながら汚れを落としていく必要があります。REPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップひらいしや)ではありがたいことに連日たくさんのLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)が届きます。一般的な修理専門店よりも長いお時間を頂くのはLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)それぞれにクリーニング方法や修理の方法を細かく決めており一点ずつ向き合っている事が理由のひとつにございます。まずはLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)の角についた黒ずみ汚れを落としていきます。汚れがひどい部分にはアルカリ性の洗剤でアプローチしていきます。

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ヌメ革には革専用の洗剤であるSK100を使って洗浄していきます。金具部分は専用のクリーナーで磨き上げ元の輝きへ。アルカリ性の洗剤で汚れを落としたキャンパス生地は、その後クエン酸に付けてさらに汚れにアプローチしていきます。汚れが落ちたら水でよく洗い流し、酸性は必ず中性に戻す必要があるので専用の柔軟剤で中和させていきます。今回のLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のヌメ革の付いたバッグは乾燥機に入れてしまうと破損や縮みが発生することも。キャンバス生地の内側にある芯の色が浮き出てこないように素早く専用のクロスで水分を極限まで吸い取り、湿度が管理されたエリアで自然乾燥で乾かしていきます。クリーニング自体はこちらで完了となりますが、お客様にきれいな状態を少しでも長く保っていただけるようREPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップひらいしや)では簡易的な防水加工を仕上げ時にサービスで行っております。完成したお品物の全体写真がこちらになります。仕上がりはいかがでしょうか?ご依頼時に相談を受けた黒ずみ汚れを綺麗に落とすことが出来ました。手作業ですべて行っているため型崩れも最小限に抑えることができました。

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一番黒ずみ汚れがひどかった角の部分のクリーニング後がこちらの写真になります。ズームしてみると汚れの落ち具合がよくわかりますね。今回お預かりしたLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のエクリュにクリーニングで使用した溶剤は全4週類で全て配合を少しずつ変えながら行いました。乾かして状態をチェックしては汚れを落としての繰り返しになるのでややお時間はかかりますが、今回はクエン酸がとても効いたように感じます。お客様の大切なLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)を綺麗な状態へクリーニングすることができ安心いたしました。ご覧の方でLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)は持っているけど、汚れてしまったまま自宅で眠っている。正規店や修理専門店、通常のクリーニング店では断られてしまった。などLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のクリーニングでお困り事があれば、修理専門店のREPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップひらいしや)でお受けできる可能性がございます。ぜひ一度REPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップひらいしや)へご相談ください。ご相談をスタッフ一同お待ちしております。