それでは、REPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップひらいしや)へクリーニング修理のご依頼をいただいたスニーカーを見ていきましょう。こちらが高級ブランド修理専門店であるREPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップひらいしや)でお預かりした「アークライト」です。全体的にコーヒーがかかりシミが付いてしまったため、クリーニング修理をご依頼いただきました。アークライトは波型のソールと大きく上に伸びたシュータンが特徴です。全体的に存在感が際立つデザインとなっていますが、アンクル部分がローカットになっていて足首が見えることによって抜け感があり、フェミニンな印象も与えることができるのが魅力ですね。このようにかなり特徴的な部類のデザインが目を惹く「アークライト」ですが、ただ派手で目立つだけではなくLouis Vuittonらしい洗練さも感じさせるので人気の高いモデルの一つです。また、足元にアクセントやボリューム感を出したいときに最適なスニーカーモデルとも言えるでしょう。
2024/02/13
ルイヴィトン修理リペア
クリーニング
こんにちはREPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップひらいしや)です。今回REPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップひらいしや)でご紹介するのはLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)スニーカーの”アークライト”のクリーニング修理についてのご依頼です。Louis Vuittonと言えばバッグや財布を思い浮かべる人が多く、バッグは持っているけれどスニーカーまでは持っていない、という人が多数を占めるのではないでしょうか。しかし「Louis Vuitton=バッグ」と決まっていたのはもう昔の話です。ファッションのカジュアル化傾向が高まっている昨今、洗練された唯一無二のデザインであるLouis Vuittonのスニーカーコレクションは世界中で話題となっています。Louis Vuittonのスニーカーは個性的なデザインが際立つモデルもあればモダンでシンプルな印象のモデルもあり、どのモデルもさすがの存在感を放っています。よく「おしゃれは足元が決め手」「足元が決まれば全身が決まる」などと言われていますが、Louis Vuittonのスニーカーを足元に取り入れることによって全身の装いがランクアップし、着こなしを一気に洗練させてくれる決め手のアイテムと言えるのではないでしょうか。ブランド商品にはパッと見ただけではどこのブランド商品か分からないものと、ひと目でどこのブランド商品か分かるものの2通りにわかれますが、Louis Vuittonのスニーカーはどちらかと言えば後者です。今回のご依頼品のようにモノグラム柄が施されているデザインが主流なので見た人はすぐにLouis Vuittonのスニーカーだと分かります。そのため、どこのブランドかすぐには分からないようなスニーカーが好みの人には手が出しにくいかもしれませんが、Louis Vuittonの圧倒的な存在感で着こなしをランクアップさせたい人にはとてもおすすめです。人気の高いLouis Vuittonのスニーカーは当然ニーズも高いので、中古市場も充実していて様々なモデルのスニーカーが見つかります。アイテムの購入を検討するときには中古市場の存在も加味して考えてみるのもおすすめですよ。
修理リペアの実例概要
それではクリーニングの大まかな工程をお伝えしていきます。クリーニングをする際はまず、専用のブラシでスニーカー全体をブラッシングしていきます。ブラッシングは全体のゴミやちりを取ってある程度の汚れを落とす作業です。最初にゴミやちりを取っておかないと次の工程で洗剤を付けて濡らした際、ゴミやちりが固まって繊維や革の凹みなどにつまってしまうので、一番最初のブラッシング作業はとても重要です。次に洗剤を使ってシミ抜きをしていきます。シミ抜きを始める前はまず、目立たないところを水や洗剤を付けた綿棒で拭いて濡らし、革から色が出て色落ちや色移りが起こらないか慎重に確認しなければいけません。この作業をした時点で革から少しでも色が出てくる場合は、強いシミ抜きやクリーニングは行わずに素材に合った優しいクリーニングをしていきます。今回のご依頼品は色落ちや色移りは起こらなかったのでコーヒーのシミがしっかりと落ちるような強いシミ抜き剤を使うことができました。色落ちの確認をした後は最初に油性の汚れが落ちやすい洗剤でシミ抜きを行っていき、そのあと水性洗剤でシミ抜きをします。このように様々な工程を経て綺麗になっていきます。
シミ抜きをした後は通常の衣類に使われる洗剤よりも弱い革専用の洗剤でクリーニングをしていきます。シミ抜きの時点でコーヒーのシミはほとんど綺麗になりましたのでクリーニングで最終仕上げを行いさらに白くしていきました。波型のソール部分は強い洗剤を使用し、広い箇所はタオルを使って汚れを拭き取り、細かい部分は綿棒を使ってクリーニングを行いました。靴ひもは一度全て取り外し、薄めた漂白剤に浸すことでコーヒーのシミを綺麗にすることができました。このようにしてクリーニング修理が完了した修理箇所を横から見た写真がこちらです。スニーカー全体に茶色くコーヒーのシミが付いていましたが、シミ抜きとクリーニングをすることによって新品同様の白いスニーカーに蘇らせることが出来ました。クリーニングが完了したスニーカーは撥水スプレーをかけることをお勧めします。素材を問わず雨や湿気はスニーカーの大敵だからです。撥水スプレーをすることによって雨が染み込みづらくなり、汚れよけにもなるので長くきれいな状態を保つためにも撥水スプレーは役立ちます。ただしスプレーの効果は徐々に落ちていくので定期的に追いスプレーすることを習慣づけましょう。
また、今回のご依頼品のようにパテント・モノグラム・キャンバスが使用されている場合、表面がコーティングされている分外からの水気には強いですが、一方で内側からの湿気は放出されにくい特徴があります。湿度が高いと前の日に履いたスニーカーが吸っている汗も乾きにくいので、十分に乾燥させた上でシューズクローゼットに収納しないとカビてしまう危険性もあります。そのため、シューズクローゼットをこまめに開放したり、乾燥剤を置いたりして保管状態には注意が必要です。以上で、高級ブランド修理専門店であるREPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップひらいしや)の修理内容のご紹介を終わらせていただきます。最後までお読みいただきありがとうございました。REPAIR-SHOP HIRAISHIYA(リペアショップひらいしや)では、Louis Vuitton(ルイヴィトン)の正規点では断られてしまった修理内容もお受けできる場合がございますので、ぜひ一度ご相談くださいませ。お客様のご利用をお待ちしております。