ルイヴィトン バッグや財布の修理料金は?

2024.06.19

私たちが普段の生活で購入した様々なアイテムは、どんなに大切に扱っていても日常使いの中で汚れたり壊れたりしてしまいます。経年劣化や思いがけないアクシデントはつきものです。身に着けるものや普段から持ち歩くものであればなおさらでしょう。洋服のレースが引っかかってほつれてしまった、スマートフォンを落として画面が割れてしまった。そういった経験が皆さんにもあるのではないでしょうか。

そんなとき、あなたならどうしていますか? 低価格のものなら新しく買うことも選択肢のひとつとしてあるかと思います。しかし、Louis Vuitton(ルイヴィトン)など高級ブランド品ではそうはいかないでしょう。長く使ったものであればあるほど愛着もあり、その品物だからこその思い出もあるのではないでしょうか。

大切な品物だからこそ修理してでも使い続けたい。そんなときに気になってくるのが修理費用です。ヴィトンの修理はどのくらいの金額になるのでしょう。今回はルイヴィトンのREPAIR-SHOP HIRAISHIYAでの修理費用についてご紹介します。

1.REPAIR-SHOP HIRAISHIYAならカウンセリングが無料

ルイヴィトンの製品は革製品であれば『購入から1年間』の保証期間がありますが、以降は有償での修理となります。また、受付は全国のルイヴィトン ストア、もしくは配送での受付のみとなっており、店舗へ実際に足を運んだり配送料がかかったりと手間があります。

REPAIR-SHOP HIRAISHIYAでは、品物の写真を複数枚メールフォームから送るだけの無料カウンセリングを行っています。診断結果は基本3営業日以内に返送されます。全国どこからでも、自宅にいながら品物修理のカウンセリングができるため、おすすめです。

2.起こりうる症状とその解決策

ルイヴィトン正規店、ルイヴィトン ストアでの修理にももちろんメリットはあります。とくに『ルイヴィトン専属の職人が純正の部材を使用して修理する』というのは正規店だからこその最大のメリットです。ルイヴィトン ストアに持ち込めば、簡単な修理であればその場で行ってくれる場合もあります。

修理専門店では取り扱いが難しい部品も、ルイヴィトン ストアなら用意されているでしょう。

ただし、近くにルイヴィトン ストアがない場合は、公式サイトから『修理申込書』をダウンロードして、注意事項を確認、署名をしたのち品物を配送しなければなりません。

住んでいる地域によって、ヴィトン正規店での修理は困難になる場合があります。

修理費用は実際に見積りを取ってみないとわかりませんが、バッグ類のファスナー交換が~30,800円、ショルダーストラップの交換が41,800円、財布などの小物類のファスナー交換が~30,800円などとなっています。

(2024年5月27日現在 ルイヴィトン公式ヘルプサイトより)

REPAIR-SHOP HIRAISHIYAではルイヴィトンをはじめとする高級ブランド品の修理を専門に取り扱っています。

お見積りの前に品物の写真を撮ってメールフォームから送るだけの『無料カウンセリング』があるのが特長です。品物の梱包などの手間をかけずに、状態をチェックすることが可能です。全国どこからでもカウンセリングが受けられます。

無料カウンセリングで修理の可否などをチェックしてから、安心して修理のご注文をしていただけます。

正確な修理費用はお見積り後となりますが、基本診断手数料が1点につき2200円、バッグファスナー交換が13,500円~(30㎝未満、以降1㎝につき400円~)、ルイヴィトン社タイプデザイン物ベルト交換が一本24,500円~、財布ラウンドファスナーが13,000円~となっています。

(2024年3月15日改定版)

なお、REPAIR-SHOP HIRAISHIYAで修理を行った品物については、『お品物お渡し日から6か月以内』の保証期間をお付けしております。また、当社が原因でのやり直しが必要と思われるものに関しては無償にて再修理、再加工させていただきます。

ルイヴィトンの『ネヴァーフル』は「どれだけ荷物を入れても溢れない」「Never full=溢れない」という言葉がコンセプトのバッグです。サイズ展開も3つあり、今回ご依頼いただいたのはノートパソコンやA4サイズの書類などが収納できる『MMサイズ』のネヴァーフルです。

口革とはバッグ開口部分の革のことです。今回のネヴァーフルの場合は、そのヌメ革が経年劣化でボロボロになってしまったために修理のご依頼をいただきました。口革は荷物を出し入れするときに衝撃が加わりやすく、とても劣化しやすいパーツです。とくにヌメ革の場合は乾燥に弱く、定期的にクリームなどでお手入れをしなければボロボロになりやすいです。

今回の劣化した口革は交換で対応しました。新しいヌメ革を元々のパーツの形に切り取り、縫い付けていきます。縫い糸もヴィトンのオリジナル同様黄色い糸を使用して縫製を行いました。

https://bag-repair.pro/achievement/827/

『エピ』はルイヴィトンを代表するモデルラインのひとつです。ルイヴィトンのデザインといえばモノグラムやダミエが人気ですが、実はエピも人気ラインの一つです。エピは1985年に登場してから現在まで、世界中の方々から愛されているモデルラインなのです。

エピには、『グレインレザー』という上質な素材が使用されています。グレインレザーとは本革のことで、耐久性に優れているという特徴があります。レザーそのものは無地でシンプルなものですが、光の当たり具合などで色彩も変化して見えるため、飽きることなく長年愛用できるルイヴィトン製品です。

今回REPAIR-SHOP HIRAISHIYAでお預かりしたアイテムは『フリーラン』です。フリーランはルイヴィトンの中でも希少なモデルで、中古市場などでも高い人気を集めています。ベルトの長さを調節することで、ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使える2wayアイテムです。今回は長年の使用でのコバの劣化と、全体のくすみや汚れが気になるということで修理のご依頼をいただきました。

『コバ』とは革の裁断面のことを言います。コバの仕上げは製品の美しさと耐久性を大きく左右する重要な作業です。弊社ではコバの修理をする際に、まずは現在劣化しているコバ剤をきれいに整えるところからはじめます。コバ剤が硬く割れている状態の場合はやすりで削ります。反対にコバ剤がベタベタしている状態のときもあり、その場合はアルコールで拭いてべたつきを取り除きます。今回のご依頼品は硬く割れている状態でしたので、全体的にやすりで削って表面をなめらかに整えました。

やすりで整えたコバに、次は革の断面をならす専用のコーティング剤を塗ります。そのあとにコバ剤を塗るための下地を塗り、その上からコバ剤を塗っていきます。専用の液を何層にも重ねて塗ることで、耐久性が上がり劣化しづらいコバへと修理していきます。革の断面が見えるほどコバ剤が劣化していた状態だったフリーランでしたが、見た目の美しさも耐久性も取り戻しました。

日常使いで風合いが変わっていく革製品。そのエイジング(経年劣化)を楽しむこともルイヴィトン含む革製品を購入する際の醍醐味です。しかし、だからといってほったらかしでいいという訳でもありません。

革製品は人間の肌と同じく保湿が大切です。革の表面(銀面)にひびが入ってしまうと、元に戻すことはできません。触ってみてかさつきを感じたら、専用のオイルやクリームを使った『オイルメンテナンス』を含めたお手入れをしてみましょう。

まずはブラッシングからです。革の表面についた塵やホコリ、汚れなどを取り除きます。

ビジネスシューズなどの革靴のブラッシングは日ごろから行っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

お財布やバッグなども、たまにはしっかりとお手入れをしてみてはいかがでしょうか。日常使いをしているアイテムであれば、一週間に一度程度のブラッシングでもかまいません。

強く押し付けると革を傷つけてしまうので、やさしくなでるようにブラッシングしましょう。縫い目部分など、特にホコリがたまりやすい部分は念入りにおこないましょう。

乾いた布で拭くメンテナンスです。ブラシがない場合や、ブラシを当てるには汚れがひどいときなどには乾いた布を使って汚れを拭き取りましょう。

オイルを塗る前のこのひと手間で、汚れやホコリが革に沈着することを防ぎます。

乾拭き用のタオルはできるだけ毛羽立ちが少ないものを使いましょう。革製品は状態によっては表面のコーティングが溶けてベタベタになっていることもあります。そんなときに毛羽だったタオルを使うと、糸くずが革についてしまう可能性があります。

あまりに汚れがひどい場合は、かたくしぼった濡れタオルで革の表面を拭くこともおすすめです。汚れを水分でほぐしていくように、丁寧にゆっくりと拭き取ってください。傷をつけないように十分に気をつけましょう。

革製品にとって油分は大切な要素です。オイルクリームなどを使用して、定期的に油分を加えましょう。かといって与えすぎてもよくないので、ワンシーズンごと、半年ごとなど、お手入れのタイミングを決めておくと良いでしょう。もしくは、かさつきを感じたタイミングでのお手入れでもかまいません。

オイルクリームは塗りすぎるとシミになってしまうこともあります。少しずつ、満遍なく塗ることが大切です。使う量はアイテムの大きさによりますが、財布などの小物であれば米粒程度の量でも十分ケアできます。バッグの場合はサイズや状態を見ながら少しずつ塗りましょう。

気を付けなければならないのは、革とオイルクリームの種類の相性です。種類によっては色が濃くなったり逆に色落ちしたりする場合があります。大切なルイヴィトン製品をきれいに保つためにも、きちんと下調べをすることや、目立たない場所で試してからのお手入れがオススメです。

オイルクリームを全体に塗ったら、革に成分がなじむまで日光が当たらない場所に置いて乾かしましょう。

乾かすための時間は使用するオイルクリームによって異なります。お使いのオイルクリームの説明書きをよくご確認の上でお使いください。

オイルクリームが革になじんだら、乾いた布でもう一度拭きあげてメンテナンスは終了です。

ほかにも、適切な保管方法を守ることもルイヴィトン製品の寿命を延ばすために効果的です。直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い場所に保管することを心がけてください。バッグの場合は、型崩れを防ぐために詰め物をしておくことで本来の形を保って保管できます。

日ごろの細やかなお手入れが、修理が必要な状態まで悪化することを防ぎます。

3.商品紹介

REPAIR-SHOP HIRAISHIYAではルイヴィトン製品の修理はもちろんのこと、皮革のクリーニングや色補修も行っております。色が剥げてしまったり褪せてしまったりしたときには色補修がおすすめです。大切なルイヴィトン製品をクリーニングや色補修で綺麗にし、気分を一新してみませんか?

REPAIR-SHOP HIRAISHIYAでの修理の流れは以下のとおりです。

ホームページ下部の『ご注文フォーム』より、ご希望の修理リペア内容をご入力いただきます。

ヤマト運輸がご自宅までお品物をお預かりに伺います。日時を指定して、梱包してお待ちください。

もちろん、ご自身で近くのヤマト運輸直営店にお持ちいただくことでの発送も可能です。

お品物到着後、最終お見積りをご提示いたします。お品物の状態により修理代は変動いたします。

お支払方法は、クレジットカードと銀行振り込みを選ぶことができます。

ルイヴィトンの特性に合わせながら、リペア専門職人が手作業で一点ずつ丁寧に仕上げていきます。

ルイヴィトン製品の場合、修理のみで約30日~60日、クリーニング+修理で約50日~90日が目安となっております。

上記の日数よりも早く仕上がれば発送も早まりますので、ご留意ください。

修理リペア完了後に、当社カスタマーセンターより『お品物発送のお知らせ』のメールを送信いたします。

メールが届いたら、あとは大切なお品物が手元に届くのをお待ちください。万が一、当社が原因となる作業のやり直しが必要と思われるものに関しては無償にて再修理、再加工させていただいております。早期発見と迅速な対応のため、お品物が到着されましたら、速やかに状態の確認をお願いいたします。

4.お客様の声

実際にREPAIR-SHOP HIRAISHIYAをご利用いただいたお客様の声をご紹介します。これらはGoogleの口コミからの引用です。

  • お客様A

今回初めて利用させてもらいました。ルイヴィトンのオンザゴーのクリーニングを。仕事上、夜に洗濯物を部屋干しする事が多く、その結果、鞄がカビ臭く、そのまま日が経つにつれて、鞄の中が白カビだらけに…。売却しようかと悩み、検索していたところ、REPAIR-SHOP HIRAISHIYAに出逢いました!親切にわかりやすく説明もしていただき、安心して預ける事ができました。クリーニング完了後、新品の様にキレイで臭いも白カビも除去されていて、もう感謝感激です!あとまだ臭くてずっとクローゼットにしまってあるヴィトンとDIORトートバックの接着樹脂の変色?で気になる鞄達がいるので、またご相談させてもらいますので、その時はまた宜しくお願いします。この度はありがとうございました。大事にしていきます。

  • お客様B

30年以上前に父から買ってもらったヴィトンのバッグですが、手入れが悪くて内側がくっつきボロボロでかなり劣化していました。
大きさとポケットの多さが気に入っていたので、今回思い切ってリペアを依頼しました。
商品を送って診断してもらうのでやり取りはメールになりますが、細かく修理内容が分かれて見積りされていたのでしたい部分を指定できるのがいいと思いました。
仕上がりはポケットの内側をくっつきにくいシャンタン生地にしてもらってくっつく心配をしなくてよいのと、中も丁寧に仕上げてもらい違和感ないです。表面もクリーニングをお願いしたので綺麗になりました。また使えるようになったのが嬉しいです。
ありがとうございました。

  • お客様C

40年前に購入したもの。旅行用パスポート入れとして使っていたんだけどスライダーが壊れてから、お蔵入り。存在すら忘れていたんだけど、似たようなバッグをポシェットとして使用している人を見てこのヴィトンのバックの存在思い出す。ストラップが引っ掛けられるようにスライダーを修理に出す事にした。ヴィトン公式サイトだと三万以上かかるようだが、こちらは、三分の一以下の価格。公式修理でないと正規品とみなされないようだけど、売るわけでもないし 使いやすければそれで良いと思い修理を依頼した。進捗状況も連絡いただけたし、見事に復活!復活したスライダーにストラップを引っ掛けた途端、出番の増えたポシェットです。ありがとうございました。このお店に出会えて良かったぁ。

  • お客様D

四十年前に買ったヴィトンのボストンバック、捨てる寸前でREPAIRーSHOP HIRAISHIYAさんに出会い、結果、修理していただきました。本日、出来上がり商品を受け取り、感動!こんなになるものかと家族と大変大喜びです。18歳で購入し現在59歳。生涯使用出来る状態にいていただきました。日本の技実力凄すぎます。ありがとうございました。

このように、REPAIR-SHOP HIRAISHIYAでのルイヴィトン製品の修理はお客様から高く評価されています。

5.まとめ

ルイヴィトン製品の修理について今回は取り上げてみました。ルイヴィトン ストアでの修理、高級ブランド修理専門店での修理は金額が大きく違うことがわかりました。

そして、REPAIR-SHOP HIRAISHIYAには写真をメールフォームから送るだけの無料カウンセリングがあることも説明させていただきました。ルイヴィトン製品の修理費用が気になる方は、まずは無料カウンセリングをお試しください。

思い入れのあるルイヴィトンのお品物を長く愛用するために、普段からのお手入れもとても重要です。しかし、それでも思わぬハプニングで修理が必要になった際には、ぜひREPAIR-SHOP HIRAISHIYAの無料カウンセリングをお試しください。あなたの大切なルイヴィトンのアイテムを、これからも長く使っていけるよう、専門の職人たちが親身になってお応えします。


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