2023/08/31

ルイヴィトン修理リペア

ファスナー交換修理

こちらが今回、ご依頼のあったLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のバックです。ルイ・ヴィトンの人気ラインである「エピ」ラインの「ルイ・ヴィトン アルマBB 」でお色はノワールブラックかと思います。ルイ・ヴィトンといえば「モノグラム」や「ダミエ」などの茶系のラインが多くあり創業以来の定番ラインで人気がありますが、今回お預かりしたラインの「エピ」も同じく人気の定番ラインになります。エピは1985年に発売され、ルイ・ヴィトンの歴史の中では比較的新しいシリーズです。しかし、1934年に発表されたメゾンのアール・デコ調のバッグの特徴をそのまま受け継ぐのは今回お預かりした「ルイ・ヴィトン アルマ BB」。カウハイドレザーを深みのあるカラーで染色し独特の質感に仕上げた、メゾンを象徴するエピ・レザーを使用しています。パドロック、ハンドステッチが施されたトロンハンドル、キーベルなど、一目で「アルマ」と分かるシルエットとディテールが、クラシカルな魅力を演出するコンパクトなアイテムとなっているそうです。この「エピ」ですが、なぜエピというかご存知でしょうか。「エピ」とはフランス語で「麦の穂」という意味があります。エピという名称の由来は、線状に流れるような細かい型押しが、麦の穂が風になびいて揺れているような風景を思わせることから「エピ」と名付けられたそうですよ。「エピ」のラインに使われているレザーはグレインレザーという上質な本革で使われており耐久性に優れているのが特徴です。アメリカではドレスシューズにも使われており、その寿命はお手入れ次第では40年も持つと言われています。エピに使われているグレインレザーはルイ・ヴィトン独自の製法で加工された「エピレザー」と呼ばれており本革の上から型押しと塗装加工が施されています。革の上から加工がされているためシワや汚れが目立ちにくく美しい状態が長く続きます。革本来のエイジング(経年劣化)を楽しみたい方にはあまり向きませんが、難しいお手入れを気にせずに日常的に使えるエピのラインは、多くの女性の人気を集めた理由のひとつかもしれません。また、エピには多彩なカラーバリエーションもモノグラムやダミエにはない魅力のひとつです。定番色であるブラックには「ノワール」レッドには「コクリコ」など独自の名前が付いているのもポイントです。今回お預かりした上品なノワールブラックは定番人気カラーになります。

修理リペアの実例概要

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お預かりした「ルイ・ヴィトン アルマ BB」を見ていきましょう。ルイ・REPAIRSHOPHIRAISHIYA公式サイトから修理のご依頼を頂いたお客様です。お客様からの修理ご依頼内容はバッグのクリーニングにファスナーのサビが気になるということでした。その他、修理内容についてはアドバイスを頂きたいとご依頼いただきました。ルイ・ヴィトンの修理のご依頼をされる際に公式サイトの注文フォームからどの様に注文したら良いか分からない方が多くいらっしゃると思います。そのような場合にはご自身が気になる症状と修理の希望を備考に記載していただければ大丈夫です。公式サイトの注文フォームよりご入力頂いた内容は注文書兼ご要望書になります。最終的に当社の専門的な資格のあるものがお客様のご要望を取り入れた修理内容のご提案をさせていただきますのでご安心してご入力ください。修理内容とお見積りを提示後、お客様の承諾を得た上で修理に入らせていただきます。今回はご要望のルイ・ヴィトンのファスナーのサビ取りと全体的なクリーニングを行わせて頂くことになりました。ファスナー部分の修理方法について詳しく説明していきましょう。

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こちらが「ルイ・ヴィトン アルマ BB」のファスナー部分になります。金属のスライダー部分が茶色く変色しており、布地にも切れ目が入ってしまっていることがわかります。このような場合にはファスナーすべてを新しいものに替える「ファスナー交換修理」を提案させていただきます。亀裂部分のみを修理すれば良いのではないかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、亀裂部分を縫い込んで補修をするとどうしても多少なりと歪みができてしまいます。すると、ファスナーをスライドさせた時に歪みがあるせいで噛んでしまう不具合が出てしまうからです。また布地とファスナーのスライド部分は二つで一つが基本なので片側だけを交換ということもできません。よって、ファスナー自体すべて新しいものに替える「ファスナー交換手理」がベストな修理方法となります。このようなファスナーのテープ部分の亀裂は経年劣化でとても多い症状となります。特に今回のエピラインのような革製のルイ・ヴィトンのバッグは革自体がしっかりしているため開け閉めをしていくうちにファスナーの布地部分に負担がかかっってきてしまいます。さらにバッグの中に荷物を沢山入れる方であればさらに負担は大きくなります。

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こちらがファスナー交換修理が完成した写真です。ファスナー自体を新品に交換したので綺麗ということはもちろんですが、当初の金属ファスナーに似た部品を探して付け替えたので違和感なく自然に仕上げることができました。ファスナーの質感でバッグの印象がガラリと変わるので修理店でファスナー交換をご検討の方は、ファスナーの指定をしっかりした伝えた方が安心です。今回のようなファスナー修理はルイ・ヴィトンの正規店では長さにもよりますが、25,000~30,000円程度とやや高額になっています。ルイ・ヴィトン修理専門店であるREPAIR-SHOP HIRAISHIYAへご依頼していただければ、こちらも交換する長さによって価格は変動しますが、13,000~20,000円前後で交換修理が可能です(2023年8月現在)。また、修理の納期も正規店と比べて早くお戻しすることが可能です。ファスナー交換を依頼する際にはルイ・ヴィトンを多く修理した経歴のある修理専門店へ依頼するのがおすすめです。ルイ・ヴィトンの修理を専門とするREPAIR-SHOP HIRAISHIYAではルイ・ヴィトンの修理を数多くご依頼を頂いております。

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ルイ・ヴィトンの修理を受けているとサビを落としてほしいとご相談を多くいただきます。ルイ・ヴィトンのファスナーはYKKという日本の大手ファスナーメーカーへ特注で製造しているもので銅を含んだ合金を使用した素材なので酸化により変色してしまうのです。これはサビではなく劣化なので完全に落とすことは出来ません。ルイ・ヴィトンは経年劣化を楽しめるヌメ革を使うことも多く、このファスナー部分の劣化も風合いとして楽しむのも良いのかもしれませんが、それでもやっぱり気になるという方は思い切って「ファスナー交換修理」をおすすめいたします。今回お預かりした「ルイ・ヴィトン アルマ BB」の修理事例紹介を終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。ルイ・ヴィトンの修理専門店REPAIR-SHOP HIRAISHIYAではお客様の様々なご要望にお応えできるよう日々研究に努めております。こんな修理がしたい。こんな風にリペアしたいなどのご相談がございましたら公式サイトのお問い合わせフォーム又はお電話にて無料カウンセリングを行っておりますのでぜひご活用くださいませ。お客様のご利用をスタッフ一同お待ちしております。